MDMの主軸となる情報の保護機能

MDMの主軸となる情報の保護機能

今では多くの方がスマートフォンを有されており、生活の必需品となっています。
個人で所有をなさっている方はもちろんのこと、会社が法人契約をしているデバイスもあります。
この機種の場合、会社関係者の連絡先や顧客の情報も入っているので取扱いに注意が必要です。
その際に役立つのがMDMであり、モバイルマネジメントソフトウェアと言います。
そこでここでは、簡単にMDMの概要と有している機能についてご紹介をしていきましょう。
まずMDMとは、セキュリティメーカーが用意をしているソフトウェアであり、アプリケーションという形でインストールをすることが可能です。
情報端末には最初から組みこまれていないので、必ず導入をする必要があります。
有している機能は連絡先の保護機能となり、第三者からの不正アクセスをシャットアウトすることも可能です。
MDMはiOSとAndroidの2種類で異なるので、必ず利用しているOS専用のものが必要です。

重要なデータを確実に保護するMDMの暗号化

MDMによって利用できる機能のひとつが暗号化です。
スマートフォンは小型で持ち運びしやすいというメリットがある一方で、どこか他の場所へ置き忘れてしまったり、誰かに盗まれてしまうといったリスクにさらされています。
もしそうなると第三者に端末内のデータを盗み見られる恐れがあるほか、社内のネットワークに不正にアクセスされてしまうかもしれません。
このようなリスクも、MDMの暗号化の機能さえあれば安心です。
データに特別な処理を施すことで別のものに変換することができますから、誰かが勝手にスマートフォンを覗いても、その内容を正しく読み取ることができません。
仮にデータが流出してしまった場合でも、被害を最小限に抑えることができるというわけです。
専用のツールも用意されていますから、それを使うことで管理している端末内のデータをまとめて処理することも可能です。
設定によって重要なファイルの持ち出し管理も行うこともできるなど、簡単にセキュリティを向上させることができるのは魅力です。